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竹谷について模索してみた

五年×竹谷という可能性を模索してみた。

久々知×竹谷(おそらく竹谷受の王道だと思われる)
久々知はときどき、突然むすっと機嫌が悪くなる。どうも、緊張がある程度に達すると機嫌が悪くなるようで、だいたい彼の眉間に皺がよるのは、大きな実習の前と決まっていた。彼は機嫌が悪くなると、色んなものの扱いが強引で乱暴になる。そうして、実習前はこれが最期かも知れないから、と言って、必ず竹谷を抱いた。つまり、実習前の久々知との交わりは、大抵が乱暴でされるがままである。竹谷は、のんびりした性格だから、あまり考え込むこともなく、久々知の乱暴に付き合ってやる。やれやれまたか、しょうがないな、くらいのノリである。
その日も、床板に腹ばいになって忍たまの友を読んでいたら、上から圧し掛かられて、装束の合わせに手を入れられた。竹谷が仰向けになろうとすると、耳元で「このままやる」とぼそりと囁き声。竹谷はこんな獣の体勢は恥じらいが高いし、負担も大きいし、嫌だ。嫌だ、と言ってみたが、無言で耳を甘噛みされて胸の突起をいじられてしまいだった。ようは、無言のもとに却下されたのだ。愛撫が本格的に身体の快楽を呼び覚ましてくると、竹谷は零れる声を抑えるために、装束の襟を噛んだ。ふぐ、うー、とくぐもった声がして、襟は唾液でびしょびしょになった。
行為が終わると、竹谷は床板に転がった。無理をされて身体が痛い。男だったら頑丈だし、女より好きにしてもいいと思ってるのか。久々知最低。襟の噛み過ぎで顎が痛い。久々知が背中や首筋に接吻を降らせながら、「はち、よかった。はち、」と囁いた。竹谷は疲れていたので返事はいいやと思って、放っておいた。すると、しおれた声で、「すいませんでした」と聞こえてきたので、笑ってしまった。一応、自覚はあったのか。
それで竹谷は、笑いながら、「兵助、もっかいやれ。今度は優しく!」と自分から久々知を抱きしめて強請った。

不破×竹谷(ほがらかなかんじがする)
ぽかぽか陽気の小春日は、縁側に出て昼寝に限る。猫を撫でているうち眠たくなって、竹谷はそのまま猫のふかふかした体毛に鼻先を押し付けて、ぐっすり眠り込んでしまった。
あったけー気持ちいー。極楽ってこういうこというんかなーなどと考えていると、遠く、名前を呼ばれた。
(はちざえもーん)
それは柔らかく、寄せては返す春の海に似ている。竹谷は山育ちだったが、学園の実習でなんどか海に行ったことがあった。砂浜に裸足で立つと、波がひたひたと竹谷の足を掴まえに来て、足の裏がざわざわとして、それがくすぐったくて気持ちがよかった。
(はちざえもん)
と、また遠くで名前を呼ばれる。竹谷はいつのまにか小さな子どもの頃に戻っていて、きょろきょろとあたりを見渡した。すると、遠くのほうで、雷蔵が大きく手を振っているのだった。
「はちー!こっちだよーう!」
「あ、らいぞう!」
竹谷は微笑んで、おおい、と両手を大きく振り替えした。雷蔵は微笑んだまま、こちらに走ってくる。両腕にはたくさんの菜の花を抱えていた。雷蔵は歯を見せて満面の笑顔を浮かべると、「これぜんぶ、はちにあげるね!」といった。竹谷はとても嬉しくて、黄色が眩しいくらいの菜の花を受け取ると、自分も雷蔵に何か返そうと慌ててあたりを見渡した。なにも見つからず困り果てていると、雷蔵は、微笑んで、「ぼくははちがいればなんにもいらないよ」といった。
なんという夢を見たんだろう!竹谷は目が覚めて、夕暮れの少し冷たい風に頬を撫でられて、初めて自分の顔が真っ赤に火照っていることを知った。あたりは太陽を蕩かして、真っ赤に染まっていた。柔らかい黄金の光が竹谷の素足を染めていた。ああ、びっくりした。竹谷が身体を起こすと、耳元で、「もうちょっと寝てようよ」と優しい声がした。夢の中よりは低く掠れて、落ち着いた深みのある優しさが備わっている。それは誰でもない雷蔵の声だ。竹谷は、あっ、と声を上げて、隣を振り返った。雷蔵が肘で枕をしてこちらを見上げていた。
「もっと一緒に寝ていたいな」
「びっくりした。いつから、」
「うん、半刻ほど前かな。遊びに着たら寝てたから」
竹谷の身体には掛け布がかけられていた。おそらく、雷蔵の気遣いだろう。竹谷が礼をいうと、雷蔵は笑って竹谷の身体を引っ張った。バランスを崩し、再び床板の上に転がる竹谷を抱きしめて、ちょっとの間口を吸った。
「はち、僕の名前を呼んで真っ赤になってたよ。どんな夢見たの」
「うそ、」
竹谷の頬がまた火照った。雷蔵はくすくす笑うと、
「好きって言ってた」
と告げる。それで今度こそ竹谷の顔が燃えるように真っ赤になって、「ほんとか!?」とずいぶん慌てたように言った。雷蔵が「うそ」とすぐにばらすと、そのまま、目をぱちくりさせたままの竹谷の頬をするりと撫で、「はち、好きだよ」といつかの菜の花みたいに微笑んだ。

鉢屋×竹谷(がんばれ竹谷!がんばれ三郎!)
三郎にとって雷蔵は一番で絶対だから、竹谷はまさか今日が来るとは夢にも思わなかった。
三郎は怒ったみたいな表情で竹谷の手をとり、「はち、好きだ。やらせろ、」といった。飾らない素朴な告白ね、男らしいわ。とでも言ってもらいたいのか。竹谷は一言「死ね」と言ってやった。三郎は「ちぇ、」と舌打ちすると、「じゃあなんだ、愛してるお前だけだお前は俺の太陽だラブリベイベーウォンチューアイニージューとでも言ったらいいのか、ロマンチストめ」
「逆ギレか馬鹿野郎!」
竹谷と三郎はしばらくにらみ合ったが、やがて三郎がふいうちで竹谷の鼻にかじりついた。うわっ、と竹谷は鼻を押さえて、三郎を睨みつけた。
「俺だったらからかってもいいと思ってるのか、馬鹿!」
「俺は本気だ!」
竹谷は、三郎の神様は雷蔵だと知っているから、三郎が竹谷のことを好きだといってくるたびに腹を立てていた。それは、竹谷は雷蔵のことが大好きだったからだ。竹谷は雷蔵が三郎のことを何より愛しく思っていることを知っていた。
「雷蔵のことがかわいそうと思わないのか馬鹿!」
「雷蔵への好きとお前への好きは違うんだよ馬鹿!」
「よくわかんねえこといってんじゃねー!」
「わからずやはお前だコラ!」
「なんだとこんにゃろ!」
「やるかこんにゃろ!」
そうしてふたりでつかみあってもんどりあいの大喧嘩だ。やがてお互いに殴りつかれた身体で転がった。「好きだ」三郎が、天井を見ながら、小さくポツリと呟いた。「どうしたら信じる」
竹谷はやっぱり天井を睨みつけて、「雷蔵を好きだっていえ、そしたら信じてやる」と返した。


不破竹が好きかもしれない。

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